ワインはどうやって覚えればいいの?初心者のための勉強法
昔から多くの人々を魅了してきたワイン。
ゆったりとした大人の空間を演出し、料理も美味しく引き立ててくれます。
しかし、「ワインの選び方がわからない」「マナーなどが難しい気がする」など、難しいものと感じてはいませんか?
ワインは、知れば知るほど奥深く、知識が豊富であれば役立つことも多く、少しワインのことを知るだけでも、ワインそのものや食事をさらに美味しくいただいたり、ワインの世界を楽しむことができます。
そこで、今回は初心者におすすめのワインの楽しみ方、ワインの勉強法や資格について説明します。
自分が好きなワインを見つける
ワインを楽しみながら覚えるうえで大切なことは、自分の好きなワインを見つけること。
そのために必要なことはワインを知識だけではなく体験することです。
ワインの味や楽しみを「体験する」
ワイン初心者で大切なのは、まずは「ワインを楽しむこと。」
自分が「美味しい」「飲みやすい」と思うワインに出会うことがワインを知る近道です。
美味しいワインの出会いや複数のワインを実際に味わってみることで、
「自分が好きなワイン」や「相手の好みに合わせたワインを選ぶ」など、楽しみを増やすことができます。
そのためにはとにかくワインとの出会いを増やしていきましょう。
毎月開催しているワイン会にもぜひご参加ください。
ワインを自分で購入し、自宅や友人とゆっくり楽しむ
急に人前や大勢の場所に行くことがためらわれる方は、自分で購入し、ゆったりと落ち着いた場所でいただいたり、大切な人といただきたいということもあると思います。
お店で買ってみたいという方で私がおすすめなのは、コーヒーや輸入食品で有名な「カルディコーヒーファーム」
店頭では、美味しく有名なワインや賞を受賞したワインを揃えてくれているだけでなく、味の内容が細かく説明されたポップがあり、店員さんに聞けば人気のワインを教えてくれます。
また公式ホームページでは厳選ワインの定期便などもあるため、初心者がワインを楽しむにはおすすめです。
また、メールや電話で相談できる「Amazonソムリエ」もおすすめです。
サービス料金や電話料金も無料でベテランのワインアドバイザーの方が相談に乗ってくれます。
相談の内容に合わせたワインリストを送ってくれ、それをそのままアマゾンで注文すれば家まで届けてくれます。
Amazonソムリエ A8のリンクを貼る
お店の人のおすすめ、試飲会やワイン会でのおすすめのワインなどを飲んでみると
「あ、このワイン好みかも」というきっかけに出会えます。
有名でない掘り出し物のワインと出会えるのも魅力の一つです。
気軽なパーティーから試飲会、専門店などワインに触れ合う機会は街にあふれています。
まずはそういった場所に出かけ「美味しいワイン」「楽しいワイン」に出会って自分に好きなワインを探してみましょう。
ワインの知識を学ぶ
自分の好みのワインや、「ワインをもっと深く知りたい!」と思った方は、地元のワインスクールやレッスン、セミナーなどに参加してみましょう。
初心者向けから中級者向けなど、ランクに合わせた様々な内容が用意されています。
漫画や写真付きの分かりやすい本も多く出ていますが、ワインについて知識が少ないと知識の吸収も少なくなりがちです。
イベントだと大体1~2時間で基礎的なことが学べることも多いので、効率よくワインが学べるイベントを探してみるのもおすすめです。
また、レベルに合わせたセミナーを調べるために、「初心者」というキーワードを付け加えたり、「地域名」や「資格名」、もっと詳しく知りたいという方の場合は「中級」「上級」などのキーワードを追加して検索していけば自分にあったレベルで探すことができます。
ワインの資格を取る
「本格的にワインを知っていきたい。」「ワインを学んだ証が欲しい」という方は、資格を取ることもいいでしょう。
「資格」となれば勉強のモチベーションも上がりますし、協会などから認定証などもいただけます。
ワインを一口勉強といっても、ワインの知識から銘柄、マナーやテイスティングやマリアージュ(ワインと食べ物の相性)など、学ぶものは様々です。内容に合わせた資格を選んで行くことがいいでしょう。
*J.S.Aワイン検定[初心者向け] A8のリンクがあれば貼る
一般社団法人日本ソムリエ協会が主催する検定で、ワインに興味がある方に向けた基礎的な内容の検定です。
20歳以上の方なら受験可能で、入門編の「ブロンズクラス」とブロンズクラス認定者を対象とした「シルバークラス」があります。
ご家庭でワインを楽しむことから、ワインアドバイザーからアドバイスをもらいながら好みのワインを選んで知識を得られるなど、初心者におすすめの検定です。
・一般社団法人日本ソムリエ協会
*ワインコンシェルジュ[初心者向け]
日本安全食料料理協会が行っている認定試験です。
ブドウの品種ごとの特徴や、作り方や料理、世界各国のワイン事情、ワインに対する基本的な情報をマスターした人に認定されます。
酒類製造および販売業、流通業、各種飲食サービス業など、様々な分野で活躍でき、資格取得後は、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
在宅受験でインターネットで試験が受けることができます。
・日本安全食料料理協会公式HP
https://www.asc-jp.com/test/wine.html
*J.S.A.ソムリエ、J.S.A.ワインエキスパート呼称資格[上級者向け]
こちらも一般社団法人日本ソムリエ協会が主催する、ワインに関しサービスや販売に携わるプロフェッショナル向けの資格です。
受験資格は、ワインを含むアルコール提供をしている飲食店で3年以上のサービス経験、または同協会の会員に登録している場合は、2年以上の会員であることと、飲食店でのサービスも2年以上経験、一次試験日もサービス業務に従事している方が対象となります。
さらに2016年からは三次試験の実技が追加されるなど、上級者向けの内容になっています。
「ソムリエ」と聞けばワイン業界のエキスパート。飲食業界の中でも最も難しい資格の一つとも言われています。
他の資格よりも本格的なので、本気でワインについて勉強したい方はぜひチャレンジしてみてください。
*WSET(ダブリューセット)[初心者~上級者]
WSET(Wine & Spirit Education Trust )は、ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関です。
現在では世界70カ国、年間85,000人が学び、授業では日本では出会えないような選りすぐりのワインと出会うことができます。WSET認定資格Diplomaを取得するとワイン界で最高峰資格と言われる”マスターオブワイン”を目指すこともできます。
統治下の国々を通し、貿易でワイン流通に貢献したイギリス。
WSETは、初心者からワイン業界のプロフェッショナルまで、幅広く対応できるよう設定されています。
初心者から上級者まで、ワインだと4段階のレベルで学ぶことができ、他には日本酒のコースも用意されています。世界水準を目指す方はこちらを目指してみるのも良いでしょう。
・CAPLANワインアカデミー(申し込み)
https://www.caplan.jp/wine/index.html
終わりに
いかがでしたか?
ワイン初心者の方は、まずはワインを楽しめる「入り口」を。中級者~上級者の方は、一歩上を目指す「出口(目標)」を見つめて見ると、必要なワインの勉強法が見えてきます。
気軽に楽しめるイベントから資格を出している協会まで、ワインとワインを取り巻く方々との付き合い方は様々です。
ワインを楽しみ、さらなるワインとの深い付き合いを目指してワインについて学んでみてください。
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